ニュースリリース
企業情報
マツダ(株)、本社敷地内に水素ステーションを開設
マツダ(株)は、このたび広島県より水素自動車に供給する水素燃料の貯蔵・充填を目的とした水素ステーション施設の認可を受け、2月3日(木)より本社敷地内宇品地区にて稼動を開始した。
この水素ステーションは、現在実用化に向けて開発を行っている水素ロ?タリ?エンジン車や水素エンジン試験設備への水素燃料を供給するために設置されたもので、中国地方では初の水素ステーションとなる。社外から供給される20MPa(約200気圧)の水素ガスを昇圧し、35MPa(約350気圧)で水素自動車に充填する。一日あたり、およそ水素自動車10台分の水素充填が可能となっている。
マツダ(株)は昨年10月に水素でもガソリンでも走行できるデュアル フューエルシステム※を採用したRX‐8水素ロータリーエンジン車の国土交通大臣認定を受け、世界初となる公道走行試験を行った。今回の水素ステ?ションの設置により、今後2年以内の官公庁あるいは企業向けのリ?ス販売を目指している水素ロ?タリ?エンジン車の開発を着実に推進し、水素エネルギ?社会の実現に貢献したいと考える。
※ 運転席でのスイッチの切り替えにより、水素での走行/ガソリンでの走行を選択できるシステム。 |